プレスリリース

ゲート型除菌システム 「オゾネアUVゲート」をテスト販売開始

  • 2022.9.30

高性能オゾン除菌装置「OZONAIR(オゾネア)」に続く、パブリックヘルスプロジェクト第2弾!!

通過するだけで菌やウイルスをオゾンガスと紫外線ランプによってダブル除菌するゲート型除菌装置

 

株式会社日伸メディカル(兵庫県神戸市、代表取締役:後藤彰大、以下「日伸メディカル」)、公益財団法人神戸国際医療交流財団(兵庫県神戸市、代表理事:後藤章暢、以下「KIMA」)、 神戸大学医学部付属病院 国際がん医療・研究センター(兵庫県神戸市、センター長:味木徹夫、以下「ICCRC」)は感染対策機器として、ゲート型除菌システム「オゾネアUVゲート」の開発、オゾネアUVゲート1号機を2021年11月神戸医療産業都市内にあるKIMAのIMPビルに設置し、2022年1月~9月、テストマーケティングに向け、実証実験を行いました。また、当プロジェクトは、2021年8月に、神戸市が実施する戦略産業分野における新事業の展開及び大学・公設試等の研究機関等と連携し社会課題の解決につながる革新的な開発に挑戦する企業を対象とする神戸挑戦企業等支援補助制度にも2か年計画として採択されました。

なお、当プロジェクトで開発した「オゾネアUVゲート」は、今年10月12日~14日に幕張メッセで開催される第2回感染対策EXPOにて、展示を予定しています。

 

■本文

 世界的に感染が拡大している新型コロナウイルスをはじめ、インフルエンザウイルスやノロウイルスほか、今後発生する新たなウイルス、細菌類による病気の発症や食中毒といった健康被害に対し、防護策として手洗い、うがい、アルコールによる消毒、パーテーション設置やマスクの着用、3蜜防止といった感染拡大防止の基礎となるものが、効果的とされてきました。より一層効果を高めるために、ウイルスや菌自体を建物自体に持ち込ませないようにすることが最善の対策です。

 

■商品の概要

オゾネアUVゲートは、オゾンガスのダウンブローにより衣服等に付着した菌やウイルスを除菌し、それでも除菌しきれなかった床や空中に浮遊した菌やウイルスは特殊な紫外線ランプの照射によって徹底除菌を行います。

ウシオ電機株式会社が開発したヒトに悪影響を及ぼさない特殊な紫外線のみを利用した抗ウイルス・除菌技術  「Care222®」とオゾン発生技術を使用することで高い空間除菌効果を発揮します。また、UVランプの陰になる部分はオゾンガスと接触させることで除菌効果を高め、ゲート内を陰圧し、ゲート内のHEPAフィルターによってウイルス等をエリア外に出さず、建物内に外部からのウイルスなどを持ち込ませないゲート型除菌装置です。なお、UVゲートは現在特許申請中です。

 

■製品特長

・オゾンガスと紫外線ランプでダブル除菌

・オゾンガスのエアブローで身体や頭髪、衣服に付着した菌やウイルスや除菌

・床や空中に浮遊した菌やウイルスを紫外線ランプで除菌

・人体にも安全な紫外線ランプ 「Care222®」を採用

・ゲート内を陰圧し、HEPAフィルターでウイルスや菌を外に出さない

・建物内に外部からの菌を持ち込まない

 

■実証実験

公益財団法人神戸国際医療交流財団附属研究所にて、オゾネアUVゲート内の空気を採取し分析したところ、ゲートの稼働前後で菌数の減少が見られ、除菌能力が確認されました。また、ゲート内に乳酸菌を噴霧し、ゲート内の空気を各サンプリング、培養した後、乳酸菌の菌数の減少が認められ、加えて、着衣に見立てたタオルに乳酸菌を吹き付け、ゲート内を通過させ、拭き取り検査を行いましたが、これらの実験結果より、オゾネアUVゲートは空気中または布に付着した微生物に対する殺菌効果があることが確認されました。

 

■展示会開催概要

第2回感染対策EXPO[東京]

<会期>2022年10月12日(水)・13日(木)・14日(金)

<会場>幕張メッセ

<主催>RX Japan(株)

 

■本リリースに関する問い合わせ先

株式会社日伸メディカル  担当:森、大森、後藤

TEL:078-304-4760 E-mail:info@nissin-medical.com

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